2026SS Il Regalo × outBespoken Collaboration
Mar 27, 2026
慣れ親しんだものの、その先へ
Il Regalo × outBespoken による2026年春夏コラボレーション。
明るい色や個性的な柄を取り入れ、これまでの延長にありながら、その先へと踏み出したコレクションです。
outBespokenとのコラボレーションは、いつも刺激に満ちています。
彼のスタイルは思慮深く、それでいて大胆。クラシックな装いに、思いがけない色やディテールを組み合わせる感覚が印象的です。
今回のコラボレーションも、その感覚を反映しています。
イルレガロらしいエレガンスを軸にしながら、色や柄において新しい方向性を探りました。
今回のテーマはとてもシンプルです。
慣れ親しんだものから、ほんの少し踏み出すこと。
明るい色。
個性的な柄。
ディテールに加えた、ささやかな遊び。
クラシックを手放すのではなく、その可能性を広げていく。
そんな試みです。
では、私たちのコラボレーションによる4つのソックスをご紹介します。
(写真とコーディネートはすべてoutBespokenによるものです。)
シャドーペイズリーロングホーズ
少しくすんだピンク、“Sakura”と名付けたカラーで表現したシャドーペイズリー。
このくすんだピンクは、outBespokenがアクセントとして好んで用いる色であり、彼のシグネチャーカラーであるブラウンとも美しく調和します。
桜色のジャケットとブラウンのトラウザー。
そのバランスが、足元にもさりげなく繰り返されています。
靴下単体で見ると、やや難しく感じられるかもしれません。
けれど色数を抑えて組み合わせることで、全体は自然と整います。
チラリと覗く“Sakura”の色が、装いにさりげなく春の気配を添えます。

“Sakura”の色が、ブラウンと響き合います。
タイとサスペンダーは、トラウザーのトーンに合わせ、色数を絞っています。
“Sakura”とブラウンによる、春らしい装い。
ボールドメダリオンロングホーズ
この個性的なデザインをどのように着こなすのか、私自身もとても興味がありました。
outBespokenのスタイリングでは、クリーム色のグレンチェックのスーツをベースに、同系色の濃淡で構成されたシンプルなブロックストライプのタイを合わせています。
全体をやわらかなクリームトーンで整えながら、ポケットチーフとソックスでアクセントカラーを添えています。
足元にほんの少しだけ覗く色。
そのさりげない要素が、エレガンスと大胆さが共存する絶妙なバランスを生み出しています。

一見大胆な柄も、シューズとトラウザーの色を拾うことで、全体に自然な調和が生まれます。

クリーム色の上品なグレンチェックのスーツ。
繊細なディテールが、装いに静かな表情をもたらします。

シンプルでありながら大胆なブロックストライプのタイが、全体の印象を引き締めます。
ラミーフローラルロングホーズ
ラミー素材で編み立てた、立体感のあるフローラル柄。
わずかに青みを帯びたピンク、ラベンダーのニュアンスを持つ色が、オリーブグリーンのスーツと美しく調和します。
一見すると意外な組み合わせに思えるかもしれません。
けれどこの2色は、明度をずらした補色関係にあります。
互いの色を引き立て合い、どこかクールで、少しスパイシーな印象に。
私自身、とても魅力を感じている組み合わせです。
今回の4つのコラボレーションの中でも、最も挑戦的なペアリングかもしれません。

ラミー素材のフローラル柄。
青みを帯びたラベンダーカラーが印象的です。

フレスコ生地「Fox Air」のオリーブグリーンが美しく映えます。
オリーブグリーンとオレンジのタイ。
この組み合わせも自然に調和します。
リバーシブルロングホーズ
イルレガロの定番である、表裏の両面で楽しめるリバーシブルロングホーズ。
今回のコラボレーションでは、outBespokenならではの美しいブラウントーンが加わりました。
アースカラー、とりわけブラウンを豊かに表現する彼が選んだのは、表はダークブラウン、裏はシナモン。
どちらも同じブラウン系に属しながら、シナモンはごくわずかにピンク味を帯びた、やわらかく温かみのある色です。
表で履けば、落ち着いたクラシックな印象に。
裏で履けば、より明るいブラウントーンが引き立ち、装いにやさしい華やかさを添えます。

ダークブラウン地にシナモンのライン。
表側で履くと、落ち着いた印象に。
ブラウントーンが、静かなエレガンスを際立たせます。
町屋の背景に美しく馴染むダークブラウントーン。







